いんしょうこうぼう_________
音象工房コンサート

2001年8月9日

本日やって来ました! 和楽のコンサート!

心を癒す音色を、
「音象工房ライブ」で満喫して下さい!


第一部の特徴は、

目を閉じると日常の風景が見えてきます。

その理由は、皆の身の回りにある
”道具”を”音”として使用しているから。

近くの川を創り出す音色に
”下駄”を使って足音を演出したり。

これは”カツオブシを擦る箱”。
その他、
”風鈴”や”まな板”を使って物を”切る”音。
”陶器の食器”を”はし”で混ぜている音。

”赤ちゃんのおもちゃ”なども使って
夏の日のある朝を奏でてくれました。

当たり前のように聴いていた
そんな日常の”音”は心をホッと
安心させてくれる”音色”でした。
昔を懐かしんだ人もいるかもしれません。

他にも「えっ?」というような”道具”も
出てきました。
”洗面器”やお酒を飲む”ます”
”ドナルドのくちばし”も出てきました。

まだまだいっぱい出てきましたが、
日常の”道具”でも意外な”音”を
創り出せる”発見”は、聴いていて
とても面白かったです。


第二部は休憩を挟んで少ししっとりと
いろんな和楽器を堪能しました。

第一部でもそうでしたが、
曲が終わった後の一瞬の静けさ、
その一瞬に皆、ふっと現実に
引き戻され、コンサートだったことを
思い出したかのように拍手をしていました。

あの一瞬の間は皆揃っていました。

音象工房 プロフィール

笛・三味線奏者で作曲を手がける木村俊介を中心に2000年に結成されたユニット。「季節の変わり目の風の香や、祭の宵の色彩のうず、夕暮れ時の子ども達の声に、言葉に出来ない思いが胸を満たす瞬間がある。そんな瞬間を音で創り出したい」というコンセプトのもと、様々な楽器やおもちゃ、生活道具などを用い、独自の音空間を創り出している。聴く人それぞれの心象風景を描いてもらえるような、淡く、かつ色彩豊かな音づくりが特徴。 メンバーは…4名。

 

 

金子しゅうめい
(太鼓・三線・他)

 

 

木村俊介
(横笛・三味線・二胡)

 

 

大野利可
(横笛)

 

 

那須律子
(マリンバ・perc)

邦楽ジャーナル倶楽部「和音」での定期ライブのほか、これまでに、彩の国さいたま芸術劇場、江戸東京博物館ホール、キッド・アイラック・アートホール(明大前)などでコンサートを開催。2001年夏には神戸・横浜・福岡等でのライブが、秋には深川江戸資料館でのコンサートが決定している。

アンコールでは、ダイナミックな演奏をして下さいました。

どんなにダイナミックか、少し写真を増やしてお届けしております。

分かりますでしょうか?
注意! 写真は横に進んでごらん下さい。


終わった後、子どもたちと出演者たちは
販売物である”楽器”で
随分、楽しそうに遊んでいました。

出演者も気に入った”楽器”があったようで
プレゼントさせて頂きました。
子どもたちも購入していったからお揃いね!

時間が遅くお母さん方は大変だった
でしょうが、きっと心は癒された筈です。
出演者も合わせて皆様、お疲れ様でした。

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